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天井を好きなように②

「仕上がりを信じるのだ・・」とつぶやいた翌日の話

シールパテは短くても半日は乾かした方がいいらしいということで、あの苦行後は、素直に家に帰りました。

余談”

家に帰る?というのは、作業している家とは別の家に住みながら、通いでリノベしているのです。今の家は佐渡感覚でいうと都会中の都会。佐渡にきた当初、「なぜ佐渡まで来て、こんな雰囲気の場所に住まないといけないのか・・」と悶々としていたこともありました。地元人からは便利でいいとこに住んでるのね〜と言われ続けましたが。。

翌朝、恐る恐る天井を触ってみると・・

「うんうん、乾いてる、乾いてる!」

(もちろん乾いてないとおかしいんですけど、なぜか嬉しくなってしまう訳です)

と言うことで、本日は天井リノベーション②「ペンキ塗り」に移ります。

ペンキ塗りは必要なアイテムが結構あって、初期投資がかかります。

とりあえず全て初めての私たちは、”セット”という響きに弱くペンキと道具セットをネットで見つけ購入してみました。

イマジンウォールペイントの4Lのペンキ

(セットで8,500円、少々高いけどペンキの安全性をお金で買いました。)

バケット・バケット内容器・水性塗料ようハケ・スモールローラー・スモールハンドル・マスキングテープ・マスカー(写真は抜けてます)・YKポリ手袋・缶オープナー・キムタオル(キムタオルが一番謎でした。キムって・・)

余談”

やっぱり気になる”キム”調べてみると諸説あるようですが、この説が一番信じられそう。「製造元である大手製紙会社キンバリー・クラーク(Kimberly Clark Corp.)の頭文字kimから来ている」今は日本のクレシアという会社が作ってるそうです。

ってな訳で、一通りの道具を揃えていざペンイト!

「さよならジプトーン!」

みるみるうちにあのジブトーンさんが消え、白い天井へと変化していきました。

写真は『パテ塗り+ペンキの天井』⇄『パテを塗る前のすっぴんジプトーン』

このBefore/Afterをまじまじと見上げながら、作業の手を止めて物思いに更けてしまいました。

でもよくよく考えると”こだわり”って本当に些細なことだなと。

別に天井がジプトーンだろうが、白いだろうが、正直暮らしていくにはどちらでもいいことではあるのに、人間はそういう小さいことにこだわってしまう、そんな生き物なんだなぁ〜なんて。考え出すと、我ながら自分たちがやってることが面白く感じてきてしまうのでした。

ま、こんな感じで綺麗にはなるわけです。

イメージしてる部屋があるので、それには近づきました。今、手を加えているのは、自分たちの住居部分。古民家とは言い難い近代的な内装の部屋も混在しているのがこの家の面白いところです。

今日のひとり言 やっぱり作業後、使ったものが自然に汚れていく雰囲気が好き

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