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ずっと温めてきたこと


葡萄の赤ちゃん_佐渡島

( 写真:今年、畑で実った葡萄の赤ちゃん)

ずっと温めてきたことを、ようやく少しずつ話すことができそうです。

2016年の春にある家を引き継ぎました。

夫婦二人ではもったいないくらいの大きさで、もとの家主は大工さんだったそうです。家に手造り(今で言うDIYですね)の”結婚式場"があることにも驚きました。

家の中は老朽化した部分と、住める部分があり、まずは住める部分に住み着きながら、ゆっくりとこの家に向き合っていきたいと思っています。

あと数ヶ月後には今の仕事、地域おこし協力隊を卒業します。

佐渡をゆっくりと学ぶ時間としてこの仕事では、たくさんの出会いがありました。

感謝で溢れることも多かった一方、

なぜ自分が佐渡に来たのか?求めていた暮らしや、時間の使い方を見失いかけて、悶々としていたのも事実です。(結構辛かったなぁ。。)

地域おこし協力隊と言う仕事は、一言で語れないくらい奥が深い。

これからは、一島民として佐渡に暮らしていけることに、柔らかい光のような希望(ほわっとしてまだ形は見えないけど、温かいような光が見える感じ)を持っています。わかりやすく言うと「春が来たな〜」と言った感じです。

まずは新しく暮らす家の準備をはじめます。

これから先の未来に、この家が外に開いていくことを考えています。どうやって開かれるのかは、決めていません。宿泊業や飲食業と言う枠にとらわれずに、自由にいろんな形で「家開き」をしていきたいと考えています。

まだ私達の家には「名前」がありません。

ゲストハウスでもないし、カフェでもないし、何をやるの?と言われても、

まだ私たち自身もわかっていません。

いつかこの家に名前は付けたいと思っています。

業種にとらわれないような名前がいいな。

名前が見つかるまで、見つかってから先の未来も、

この場で想いを綴っていきたいと思います。

「まだ名前のない家」プロジェクトはじめます。

家主 BAY BEE FARM . SADO

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