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星野道夫の気持ちが少しわかる佐渡の話

  • おけさ娘
  • 2016年11月17日
  • 読了時間: 3分

佐渡は秋が吹き飛ぶような冷たい風が吹いている。落ち葉が宙を舞って、箒で葉を集める音が近所から聞こえるような季節。家は基本的にエアコンを使わない。佐渡の人でエアコンを持ってる人は少ないような気がします。メジャーな暖房器具は、石油ストーブ or 蒔ストーブ。

今の家(借り住まい)は、蒔ストーブを置くような家ではないし、石油ストーブを買うタイミングにも乗り遅れて、今うちの暖房器具はコタツ一つ。それでも十分あったかいし、上半身が寒くてたまに家の中で鼻が赤くなることもあるけど、日中は外にいることが多いし、厚着して夜更かしせずに寝てしまえば夜もしのげます。

チェコ人のイエルカさんに佐渡で出会って蒔ストーブを買おうと思ってる話

引っ越す予定の家には、この前たまたま佐渡で出会い、一緒にワインを飲みながら、発芽麦で作ったパンの話をたくさんしてくれたチェコ人のおじさん。イエルカさんの蒔ストーブにしようと思ってます。イエルカさんは、長野で蒔ストーブを作りながら、自然の恵みを生かして暮らしている方です。

イエルカさんご夫婦が紹介されている番組を見つけました。

蒔ストーブのある暮らしを知るにはとてもわかりやすい映像になっている気がします。

蒔ストーブの話から「星野道夫の気持ちがわかる話」にどうつながるのかって・・・

今読んでいる星野さんのアラスカの記録「イニュニック アラスカの原野を旅する」の中で、星野さんが初めてアラスカに家を建てたときも「上等な蒔ストーブさえあれば、とりあえず何もいらなかったのだから」と話していて、ベットも家具もない部屋で、唯一欲しかったのが「蒔ストーブ」。

アラスカは、極限に寒くて、その期間も長いはずで、冬が来ることに覚悟を持つけれど、でも嬉しいような不思議な気持ちになるそう。厳しい冬があるから、冬至を過ぎて日が1日に1日長くなることを、天気予報の最後には「今日は日照時間が何分のびましたという報告」。

厳しい冬を越えるからこそ、春の兆しに敏感になって、心躍るような嬉しさがこみ上げてくる。

この文章を読んで東京に住んでた頃の私だったらどう思ったかな。今の私は少なからずこの文章にグッと引き寄せられるのだから、きっとを佐渡の暮らしの中で共感できる経験しているんだと思う。

「豊かな暮らし」は、ずっと豊かということではない。豊かさを感じられる準備の時間があって、その時間楽をせずに、本気で向き合い、その結果を得たときに感じられる気持ちが「豊か」ってことなんじゃないでしょうか。佐渡はその準備の時間に向き合って、自分で豊かさを手にするための、環境が都会よりは整ってるから、それに惹かれて辿り着いたんだろうなと。

さて今度は、イエルカさんの蒔ストーブを囲みながら「豊かな暮らし」について話をしてみたい。

そんな日もそう遠くはなさそうなので、蒔ストーブが家に来たら人を呼んで温まりたいな。

*おまけ*

佐渡はやっぱり日本海の北国の島。寒いけどいろんな景色を見れるからそれはそれで嬉しい。

2016年1月、大雪の佐和田海岸の様子。

1月大雪の佐和田海岸

1月大雪の佐和田海岸でダイブ

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