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振り返れば移住から1年が経っていた。

東京から佐渡に辿り着いてもうすぐ1年になります。

佐渡は島の面積も、家の敷地も、見える景色も、「とにかく広い」

初めて佐渡を訪れたのが、2014年11月、冬が始まる前の事。

佐渡での仕事を考え面接を受けたのが12月。

翌1月に約3年勤めた東京の会社を「佐渡に行くんです」と押し切って退職。

最終出社日の翌日から、合宿という若い響きの中、免許を取りに新潟へ。

雪道運転に慣れるために新潟へ行ったはずが、市内はほとんど雪がなく...

教官のおじさんに達に、佐渡へ嫁ぐ娘と噂されながら、約2週間で無事免許を取得。

2015年2月、東京から佐渡へ引っ越し、人生初めての自家用車を購入。

車を買うなんてこと一度も考えたことがなかったので、何を基準に選べばいいのかわからず、走行距離を長く走ってる車の方が、スタミナあって良さそうなのになぜ安い?というところから始まり、見た目と、値段と、燃費と、走行距離と、車体のサビ、車検のタイミングと、自動車税の安さを考慮し、今の愛車を手にする。(やっぱり四駆にしとけば良かった詰めが甘かった)

お金を払って手にしたその日から、佐渡まで持ち帰るという大仕事が発生。

一人で車を動かすのが数えて3回目くらいで、大型船の貨物へ乗り入れるという不安の塊のようなことに挑戦。無事に佐渡へついても、港から家まで30分、初めて走る道。

夜の道が暗すぎて白線ラインが見えず、次のカーブはどっち向きかを助手席の彼に必死に聞きながら、

昨日引っ越してきたばかりの家に到着。さて、家前の駐車どうやって車入れたらいいのか悩む。

そんな思い立ったら行動な私ですが、ブログだけは去年1年書けなかった。

長年愛してたMacbookPro先生が、病に陥ったのが、昨年の初夏頃。

この1年は、年間の経済状況がつかめず、大きな買い物ができなかったのですが、

やっと1年経って新しい相棒を手にしました。

移住して「あ、私いい生活してる」って感じるのは、

ありきたりだけど歳時記に敏感になってる自分に気づく時

・台所窓に置いた雪割草に花がついたの朝顔を洗う時に気がつく。

・太陽が昇る沈む時間も、今日はだいたい何時何分くらいだよね〜と会話できる。

・桜の蕾を観察して、咲くタイミングを明日かもと予測できる。

・この時期に一番おいしいもの、そろそろあの人が届けに来てくれるよ〜と旬の食べ物がわかる。

・風の温度が変わるり冬の始まりに敏感になって、どうやって冬をしのぐか頭を凝らして考える。

・農作物は植えるまで、季節を感じた早め早めの準備が大切であると知る。

佐渡の人に支えてもらいながら、生きる力、ほんの少しずつでも身についてきてる気がします

昨年もらったこの筍、二つが寄り添ってる感じがすき

日本に古来から伝わる歳時記と、生きる知恵と、時々小言と、

佐渡と通して、これから話しかけるようにお伝えできればと思っています。 SADO TALK

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